日本語で苦情をする時に使うクレームは英語では全く別の意味?!

私たち日本人は、自分が受けたサービスなどに対し、不満、不具合があったときに苦情という意味で「クレームする」という言葉を使っていますよね?
でも、英語では、‘claim’という単語は、「主張する」「請求する」という全く違う意味で使われ、権利や真実について述べる時に用いられます。

例えば、保険の請求は英語でinsurance claimと言いますし、空港の荷物受取所はBaggage claimといいますが、これは自分のかばんであることを主張するという意味で使われています。英語のClaimは日本語の意味のようなマイナスなイメージは特にありません。

お店などへの苦情を「クレーム」、しょっちゅうクレームを入れてくる人を「クレーマー」などと呼んでいますが、そちらは日本語英語ですので、お気をつけくださいね。では、英語では何と言うかというと…

クレーム→(名)complaint

クレームをつける→(動)complain

クレーマー→(名)complainer

です!

例: I am tired of dealing with customer’s complaints.
(僕はお客さんの苦情にうんざりしている。)
例: Karen always complains about our service.
(カレンはいつも私たちのサービスに文句をつけます。)
例: I work in a customer service department so I deal with complainers all day.
(私はカスタマーサービス部門で勤務しているので、1日中苦情の対応に追われています。)

Yuki

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