『ゴッドファーザー/The Godfather』(1972)
監督:フランシス・フォード・コッポラ/Francis Ford Coppola


出典:The Godfather official Facebook

本日は、みんな大好き不朽の名作『ゴッドファーザー』からご紹介いたします。説明するまでもないかと思いますが、アメリカにやってきたシチリア移民が、マフィアとしてのし上がっていく様を描いた3部作です。個人的にはヴィトーの過去とヴィトーを継いでボスになった息子のマイケルの現在と、二つの時間軸の物語を描いたPart2が一番好きです。

ゴッドファーザーシリーズは渋い名言の宝庫です。台詞は、その中でも最も有名なヴィトーの一言。映画に出演したいがプロデューサーが首を縦に振らないという、歌手のジョニーからの相談を受けて。

I’m gonna make him an offer he can’t refuse.

(奴が決して断れないような提案をしてやる)

make(人)an offer
(人)に提案をする、申し出をする

例: He made me an attractive offer.
(彼は私に魅力的な提案をしてきた)

関係代名詞
関係代名詞は省略される事が多く、文の切れ目がわかりづらいですよね。
上の台詞では、offerとheの間の関係代名詞(that or which)が省略されています。
“he can’t refuse”=名詞“offer”を説明
→an offer [that(which)] he can’t refuse .(彼が断われない提案)

以下代表的な関係代名詞の例。 [ ]内は省略可能/( )内に言い換え可能

1.which(モノ、コト)
例: This is the master key which(that) allows you to enter any room in the building.
(これが、ビル内の全ての部屋にアクセス可能なマスターキーです)
※関係代名詞が主語になっている場合は省略不可!

2.who(人)
例:I just bumped into a girl [who(that)] I met in Australia three years ago!
(三年前にオーストラリアで会った女の子に今偶然出くわした!)

3.that(人、モノ、コト)
例:Everything [that] you just told me doesn’t make any sense.
(君が今言ったこと全部、つじつまが合ってないよ)

4.whose(所有格:人、モノ)
例:I saw a house whose roof was fifty percent blown off.
(屋根が半分吹き飛ばされた家をみた)
※whoseは人以外のモノに対しても一応使えるのですが、モノに使うのは不自然と感じる人もいるようです。

いかがでしたか?こんな感じで、毎週1本の映画から台詞を1つご紹介していきます!次週もお楽しみに!

Ayami

記事をシェアする: